子供に対するいじめ問題 親ができる事
今日のテーマは子を持つ親にとって考えないといけない問題ではないだろうか?
日々のニュースを見ていて、学校側がいじめに気づいても隠蔽したり、生徒よりも学校を守ろうとする姿勢が多くみられる。
そのせいで命を自ら断つ子供が後をたたない。
親にとって我が子がいじめられ、自殺するというのは耐え難いものである。
私も子供が生まれ、客観視していた子供のいじめ問題について身近なものに感じるようになった。まだ0歳の赤ちゃんだが、どうすればいじめられないように将来の学校生活を送ることができるだろうかと常に考えている。
これをすれば子供のいじめに対処できるのではないかということを調べてまとめてみたので紹介したいと思う。
親が子供の変化に気づくことが必要
もし子供がいじめられているとしたら、親が子供の変化に対していち早く気づいてあげることが重要である。
なぜなら、いくら子供と普段、コミュニケーションを取れていたとしても、子供から「いじめられる」と打ち明けることはむずかしいのではないだろうか?
寧ろ、コミュニケーションをとり、親子関係を築いている方が「いじめられている」と伝えるのは難しいように思う。「恥ずかしい」や「親に心配かけたくない」という気持ちが私ならはたらく。
なので、親側から子供の変化・助けてほしいというサインに気づくことが大切である。
子供の変化とは?
では、いじめられている子供の変化やサインとはどのようなものになるのだろうか。
ネットで調べると、表情や持ち物など見た目に変化はないか、口数や話の内容に変わりはないか、遊びや登下校、金遣いなどの行動面はどうかなど色々子供の変化に気づくカギはあるようだ。
もし自分がいじめられていたとしたら、親にどんなサインを出すだろうと考えてみた。
・教科書やノートに痕跡がるならそれを親の目につく所におく。
・朝、学校に行きたくなさそうな態度をとったり、あからさまに不機嫌な態度をとる。
・食欲がないふりを装う。
などだろうか。
このような変化に気づくためにも普段から子供とコミュニケーションをとり、普段の子供の様子や行動を分かっておく必要がある。
変化に気づいても慎重に!結論をいそがない
子供のいじめに気付いても頭ごなしに問い詰めたりして焦るのは禁物だ。
まずは子供の話に耳を傾けて受容的、共感的になることが大切である。
私たち大人も会社で嫌な事があった時に「君がもっと頑張らないと」「それは君が悪い」などと言われたくはないだろう。ただ話を聞いてくれて「うんうん、頑張ってるね」と頷いてくれて共感してくれたほうが安心する。
子供もお同じで、そうすることで子どもは安心し、親を信頼して、より気持ちや事実を話しやすい環境になる。対策を練るには不可欠な情報も、子どもが話してくれないとなにも得られない。肝心なのは、最初の親の姿勢なのだ。
子供のいじめに対し親にできること まとめ
いじめの苦しさはいじめられている本人にしかわからない。
全てを親が知ったとしても、学校での問題を直接解決するのは難しいだろう。
常に子供に付きっ切りな状態ではないし、学年が上がったり、中学生、高校生と進級するにつれ、子供の世界を知ることは困難になっていくものではないだろうか。
しかし、親は子供に対して常に「あなたのことが大切である」ということを伝えてあげることが大事なのだと思う。
そして学校に行きたくないと訴えるのであれば、無理に行かせようとするのではなく、学校の世界が全てではなく、他にもたくさんの道があるということをおしえてあげよう。
私はそうしようと決めている。
子供は大人ほど世界を知らない。狭い学校という世界で失敗しても「こんな道があるんだよ」「学校なんて行かなくてもいんだよ」とフランクに伝えれば、自ら命を絶つなんて事もなくなるのではないだろうか。
親にとって一番悲しいのは我が子が自分より先に死ぬことなのだから。